【消防】ヒートショックにご注意ください
- 公開日
- 2024.12.09
- 発行
- 木曽広域連合
木曽広域消防本部からお知らせ
【ヒートショックにご注意ください!】
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動や入浴など
急激な温度変化によって生じる血圧の激しい変動が起こり、冬季の
お風呂場において最も多く発生しています。
血圧の激しい変動が、めまい・立ちくらみ・失神などの症状を引き起こし、
転倒や浴槽内での溺水に繋がるほか、心筋梗塞や不整脈、脳梗塞・脳出血
といった命に関わる病気を発症する場合があるため、注意が必要です。
【ヒートショックの予防方法】
◇ 入浴前に、脱衣所や浴室を温めましょう。
◇ 入浴前に、家族に声をかけて、入浴中であることを意識してもらいましょう。
◇ お風呂のお湯の温度は、41度以下を目安にし、長風呂は避けましょう。
◇ 浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
◇ 食後や飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
【ヒートショック発生時の対応方法】
浴槽でぐったりしていたり、溺れているのを発見したら、以下の対応をしましょう。
1.浴槽のお湯を抜き、入浴者を浴槽から出し、直ちに救急車を呼ぶ。
(出せない場合は、お湯を抜いて救急車を呼んでください)
2.肩をたたきながら声をかけ、反応があるか確認する。
3.反応がない場合は、呼吸を確認する。
4.呼吸がない場合は、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を救急車が到着するまで
可能な限り続ける。(家族や協力者がいる場合は、交代で実施)
5.意識があっても、呂律が回らない、体に力が入らないなどの症状がある場合は
救急車を呼ぶ。
【問い合わせ先】木曽広域消防本部 **24-3119
または、お近くの消防署へ